定型コマンド実行が少し楽になるTera Termマクロr1。

最近は何でもかんでも自動化自動化やと周囲がうるさくなっているが、僕の身の回りでは未だに対話式でネットワーク機器やらサーバやらを操作している人がほとんどだ。
とはいえ、あらかじめコマンドのリストを用意して、Tera TermやPuttyにコピー&ペーストして作業スピードを上げようという試みは誰しもがやっていることと思う。
それでもコピー&ペーストだとクリップボードにコピーしたはずのコマンドが途中で切れたり、機器の応答が遅くて一部コマンドがロストしたりすることがしばしばある。
できればそういうストレスなく、定型のコマンドは確実に実行できるようにしたいものだ。

そこで、これからしばらくの間、僕自身もよく利用しているTera Termのスクリプティング機能であるTera Term マクロを使ってネットワーク機器・サーバの作業効率化ができるしくみを考えてみようと思い立った。
とりあえず、Tera Termで操作対象の機器に接続してからテキストファイルの中にリストされているコマンドを順次実行する、という単純なロジックを組んでみた。

ダウンロード cmdexec_r1

正直、このくらいの内容であれば書ける人は少なくないだろうが、この僕 EcCh@n にとっての最初の第一歩ということで。
仕事ではもっと複雑なことをやったこともあるが、汎用的な代物ではなかったので、ここではより汎用性が高くて多くのシーンで活きるものを考えていきたいと思っている。

将来的にはPythonあたりを使ってもっと進んだ作業自動化を実現したいという構想はあるが、それはおそらく巷の大部分のネットワークエンジニアでは手足のように活用できるまで相当な労力を要するのではないかと考えている(今の周囲の人たちを見ていてそう感じる)。
こういうのが進んでいるクラウドやSNS、ビッグデータの業者がいるところまでは至らないまでも、ネットワーク基盤をお手軽に仕上げることができるようにできたらいいなと思う。
(お金をかければOpenFlowとかCisco ACIなどが出てきているが、まだまだ巷のアプライアンスを活かしきれるところまで来ていないような気がしていて僕個人としては推しきれないところだ)

参考:
MACRO for Tera Term
http://ttssh2.sourceforge.jp/manual/ja/macro/


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