Tera Term Macro

Tera Term Macro集

EcCh@nが作成した Tera Term Macro と付属ツールを公開します。
ご自由にご利用いただいてかまいませんが、自己責任原則に基づいて利用してください。

Macro名: cmdexec_r1.ttl
説明:
  • ツールの概要
    Tera Termマクロを使って、定型コマンドとしてテキストファイルにまとめたコマンドリストを、作業ID(コマンドリストの識別子)を指定することで一括実行させる。また、複数のコマンドリストを準備することで、明示的に終了を宣言するまで繰り返し作業が行える。
  • ツール使用のための準備
    1. 使用端末にTera Termをインストールする。動作確認バージョンは4.85以降。
    2. 任意の半角英数字および記号(ハイフン ‘-‘ またはアンダースコア ‘_’)を組み合わせて <作業ID>を定義し、<作業ID>.txt というファイル名形式のテキストファイル(コマンドリストファイル)を作成する。実行したいコマンドのリストを1行1コマンドの要領で当該ファイルに記入する。
    3. ツールの環境設定変数 cmddir で指定されているフォルダ内に <作業ID>.txt を置く。<作業ID>.txt は必要に応じて複数用意する。
      デフォルト設定では、cmddir にはログオンユーザのデスクトップ上の cmdexec_r1cmd フォルダが指定されている。変更したい場合、ログオンユーザの権限でフォルダおよびファイルの作成が可能な場所に本ツールを配置すること。
    4. Tera Termマクロファイルを開くプログラムとしてttpmacro.exeを関連づける。デフォルトインストールの場合、ttpmacro.exeは以下のいずれかのパスに存在する。
      Windows 7 32bit環境: %PROGRAMFILES% eraterm tpmacro.exe
      Windows 7 64bit環境: %PROGRAMFILES(x86)% eraterm tpmacro.exe
    5. 必要に応じてTera Termマクロファイル cmdexec_r1.ttl の環境設定変数を変更する。各設定値の意味は以下の通り。
      • cmddir:
        コマンドリストを配置するフォルダ。ログオンユーザフォルダからの相対パス。
      • logdir:
        コマンド実行ログを配置するフォルダ。ログオンユーザフォルダからの相対パス。
      • etimeout:
        ツール実行時の Tera Term 新規接続のタイムアウト時間(単位:秒)。
      • interval:
        コマンドリスト内の各コマンドの実行間隔≒コマンドをホストに送信する間隔(単位:ミリ秒)。
  •  ツールの使い方
    1. cmdexec_r1.ttl をダブルクリックするか、ttpmacro.exeの引数に指定して実行する。Tera Term新規接続ウインドウが起動するので、作業対象機器ににシリアルコンソール、TelnetまたはSSHで接続する。
    2. 作業対象機器への接続に成功した場合、「作業ID入力」ウインドウが表示される。同ウインドウのテキストボックスに以下のいずれかの文字列を入力する。
      • <作業ID>:
        コマンドリストファイル<作業ID>.txt の中のコマンドを実行する。コマンドリストファイルが見つからなかった場合、エラーウインドウを表示する。
      • free:
        自由入力モードを開始する。自由入力モード開始後に表示されるメッセージウインドウのOKボタンを押下するまで、Tera Termウインドウで自由にコマンドを実行できる状態となり、それらすべての作業ログはターミナルログに保存される。
        ※「作業ID入力」ウインドウを無視して自由にコマンドを実行することも可能だが、この場合はターミナルログに作業ログが保存されない。
      • exit:
        「作業ID入力」ウインドウおよび本ツールの処理を終了する。
    3. 「作業ID入力」ウインドウで<作業ID>または free を入力した場合、実行されたコマンドおよびその実行結果は環境設定変数 logdir 配下のターミナルログファイルに記録される。ターミナルログファイルは以下のファイル名規則に則り作業の実行の度に別々のファイルとして生成される。<作業対象機器IPアドレス or ホスト名>_<作業ID>_YYmmdd-HHMMSS.log
    4.  「作業ID入力」ウインドウはテキストボックスに exit を入力して明示的に終了しない限り、繰り返し表示される(Tera Termのエラー発生時など、例外はある)。
動作確認
バージョン:
4.85, 4.86
最終更新日: 2015/04/03
ダウンロード: ダウンロード cmdexec_r1
Macro名: cmdexec_r2.ttl
説明:
  • 準備中
動作確認
バージョン:
4.85, 4.86
最終更新日: 2015/04/03
ダウンロード:   ダウンロード – cmdexec_r2

 

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