このWordPressが動作しているKMVゲストはかつてUbuntu10.04だったが、現在はバージョンアップして12.04になっている。
10.04のときにこのKVMゲストのシリアルコンソールがOS起動後にしか使えず、起動ログが表示されないのでどうにかならないかと思って調べたところ、Ubuntuヘルプに設定方法が公開されていたので適用した。
SerialConsoleHowto
https://help.ubuntu.com/community/SerialConsoleHowto
Direct terminal access via Serial Console
https://help.ubuntu.com/community/KVM/Access
バージョンアップした後も設定を引き継いでくれていたようで、このKVMゲストではvirshコマンドを使ってシリアルコンソールに接続できる状態のままだったのでこのことをすっかり忘れていたのだが、最近IntelのNCUベアボーンキットを使って組んだマシンを新たなKVMホストにしようとしており、ゲストのテンプレートとしてUbuntu12.04をクリーンインストールしてセットアップしていたところvirshコンソールで起動ログが確認できなかった。
バージョンが上がってもさすがに自動的には設定が変わったりはしてくれないらしい。
まあ、今回はGRUB2の設定をするだけでよく、initプロセスのTTY設定はすでに入っていただけマシだったが。
ただ、起動ログのうち、カーネルが起動時に出力する詳細なログ(dmesgコマンドの出力相当)は以前から出ないままの状態だったので、この機に設定方法を調べてみたら見つかった。
/etc/default/grub 設定ファイルを編集した後、update-grubコマンドを実行するだけでよかった。
Logging to the Serial Console
http://tuxion.com/2012/07/19/serial-logging.html
英語のサイトばっかり。
だが、もうこんな生活にも慣れてしまったものだなと。
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