AWS EC2でUbuntu公式イメージを使う。

久々の更新になってしまった。
(更新のないうちにWordPressのバージョンが2回ぐらい上がった)

最近のITでの興味としては、AWS (Amazon Web Services) と Python、オープンソースのロードバランサ・リバースプロキシあたりが中心になっている。
まあ、個人でも買えそうな額のネットワーク機器メーカの製品への関心も引き続き持っていて、近々新しい機器を導入しようと画策中だったりもするのだが。

うちにはUbuntuで動いている実験用マシンがあって、このサイトもそのマシン上で動作させている仮想サーバの中で動いていたりするのだけど、うちの中がファンの音とかでうるさくなるのがイヤだったので静音でコンパクトなベアボーンを基に組んだものを使っている。
コンパクトなだけあってメモリやディスクがあまり積めず、動作させられる仮想サーバの数は多くてもせいぜい3台分ぐらいがやっとだと思う。
プログラムを書いたり単一サーバで完結できるミドルウェアの検証をしたりするぐらいであれば現状でも十分といえば十分なのだが、ロードバランサのように検証に最低でも3台以上のサーバが要るような場合となると正直ちょっと物足りない環境だ。

今勤めている会社に入ってからAWSの環境を触る機会ができて、せっかくなので個人でもアカウントを作ってEC2上に1年間の無料枠(Free tier)の範囲のmicroインスタンスを立ててみたものの、さらに追加でインスタンスを立てるとやはりお金がかかるということでちょっと抵抗があった。
そんな折、AWSユーザ会に出席したときにとある人が言っていた Spot Instance とやらを利用すると普通にインスタンスを立てるよりも安く済むことがわかり、先月実際に一時的に数台のsmallインスタンスを立てて実験してみたら請求額はたった5セント(今だと4円ぐらい)。
さすがにインスタンスを立てっぱなしにするとたくさんお金がかかってしまうが、消したくない大事な実験用データは無料枠のmicroインスタンスに、実験が終わったら消してもいいものはスポットのsmallインスタンスにして都度消すようにすれば大してお金をかけずに複数インスタンスを使った実験ができることがわかったのだった。

今の自宅の実験用マシンはUbuntuだし、AWS EC2にはUbuntuの公式イメージが提供されているということで、比較的慣れた環境であるUbuntuを実験環境として使うことにした。

Ubuntu EC2StartersGuide
https://help.ubuntu.com/community/EC2StartersGuide

マネジメントコンソールからAMIに ami-4c0fa44d を指定して m1.small インスタンスを立ち上げる Spot Requestを出し、インスタンスが立ち上がったらEC2用のSSH鍵を使ってユーザubuntuでログインすれば後は好きなように操作できる。
何というお手軽さだろうか。

AWSには興味深いところがまだまだあるので、今後もいろいろと調べてみようと思う。


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