秋葉原のインドカレー屋(ナンを食べられるところ)は大方まわり尽くした感じなので今後は他の街に進出していかないといけないわけだが、僕が秋葉原の次に足を運ぶ街となると次は池袋だろう。
そんなわけで事前に池袋にあるインドカレー屋をいくつか洗った上で、2011年2月13日に池袋の乙女ロードを散策するついでにその付近にあるインドカレーを食べられるカフェに寄った。
Putali Cafe (プタリカフェ)
http://r.tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13109957/
この店は東京メトロ有楽町線の東池袋駅を出てアニメイト池袋本店の方に歩いて行き、そこから乙女ロードをまっすぐ進んで春日通りとの交差点を渡ったところにあった。
一見するとインドカレー屋という雰囲気ではなくおしゃれなカフェのような感じで、店名と立地などを見ているといつぞや行った吉祥寺の「サジロカフェ」(Vol.7)のことを思い出した。
今回はカレー2種とタンドゥーリチキン、ナンなどを含むランチEセット(1050円)とラッシー(100円)を注文。
カフェを名乗っているだけあってティータイム用のスウィーツ系のナンなどもあったみたいだが、今回は初回ということで普通にカレーを食することにした。
注文してからものが出てくるまでに少し間があったのだが、その間は店の店長さんらしき人(おそらくネパール人)が日本語で話しかけてきた。
「カレーはよく食べるんですか」とか「カレーは健康にいいですから」とか。
こちらもそれなりに返答をしていたのだが、こちらのターンで少し長めに話をしているうちにカレーが出てきて、そこですぱっと話を打ち切られて食事を促された。
なんだかなぁ。

セットのサラダ。
ニンジンとキュウリ、レタスに変わったドレッシングがかかっていた。
味はしょっぱいのだが、全体的にまろやかな感じ。
塩で味つけしたヨーグルトみたいなものだったのかもしれない。

2種類のカレーにはほうれん草とチキンのカレー、エビカレーを選んだ。
カレーの辛さを聞かれたので、どういう指定が可能なのかどこにも記載がなかったのでとりあえずマイルドと答えたのだが、うまく通ったようでカレーはあまり辛くなかった。
辛くはなかったがスパイシーで食べているうちに身体がすごく温まった。
ほうれん草とチキンのカレーは他の店ではサグチキンカレーとも呼ばれているが、その中でもなかなかの仕上がりになっていたと思う。
エビカレーはこのシリーズを通じてでもはじめて食べたのだが、これまで食べたカレーの中では最も甘いカレーだと思った。
辛いのがそんなに得意ではない自分にとってはとても合っていたと思う。
ナンはとても甘くて僕好みの味つけな上、モチモチフワフワのいい食感でこれまで池袋で食べたものの中では最高の仕上がりだった。
大きさはそれほど大きくなくておかわりは100円と有償ながらもそんなに高くはなく、他のランチセットだと700円台のAセット、Bセットなどもあるので、手ごろにがっつりいきたいときにも十分いけそうだった。
ラッシーは今まで飲んできた中だとやや薄めで甘みも控えめ、今回の中ではちょっと残念なポイントだった。

カレーを2/3ぐらい食べた後にようやくお出まししたチキン。
割とボリュームがあって、とてもジューシーな仕上がりになっていた。
タンドゥーリチキン自体はそこまでいろんなところで食べてはいないものの、これまで食べた中でもなかなかいい感じの一品だった。

食後のデザートはヨーグルトにマンゴーソースがかかったものだった。
ヨーグルト自体はプレーンで、甘みはマンゴーソースによるもののみ。
さっぱりしているところはいいのだが、僕はもうちょっと甘い方がよかった。
最終評価は以下の通り。
ナンのすばらしさ :★★★
→少なくともこれまで池袋で食べたナンの中では最上級の仕上がりだった。すべての店を通じてでも、浦安の「スーリア」、秋葉原の「シャリマール」、吉祥寺の「サムラート」に匹敵するものだったと思う。ほどよい甘さと優れた食感を併せ持ったナンを池袋でも食べられることがわかってよかった。
カレーのすばらしさ:★★★
→辛さは控えめながらスパイシーなカレーだった。特にエビカレーの甘さはカレーっぽくないぐらいで、それでもスパイシーさは残っているのだから僕のカレー人生の中では驚異的だった。他にもエビカレーがメニューにある店はいくつかあるので、今後は他の店のものも食べて比較してみたいと思った。
他店との差別化要素:★★★
→そこそこ広い通り1Fという立地にある小じゃれたカフェのような内装外装ということで比較的入りやすい店ではないかと思った。また、昼にはランチだけでなくティータイム向けのメニューもあって、カレーを食べたい人とお茶したい人の両方をサポートできる店だと思う。メニューの豊富さはそこまでではないが、何度も行ってもそう簡単には飽きそうにない。
メインのカレーとナンはとても満足できる内容で、僕が池袋に行った際に寄ることの多い乙女ロードの近くにあるのでまたも訪れる機会があるだろう。
これで東池袋方面では訪問していないインドカレー屋は残り数件で、そのうち1件は店員さんがインドに帰郷中らしいので、これからは未開の地・西池袋方面にも進出していかなくては。
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