Vol.26 インド・アジアンダイニングバー ティルマ (池袋)

ちょっとしたコミックスの買いものがあったので、ついでに池袋のインドカレー屋3店舗目を探訪しようということにして昼過ぎに池袋に向かった。
事前調査で「エー・ラージ」という食べログにおいて池袋で最も高い評価を得ている店があったので今回はそこにしようかと思っていたのだが、現地に着いてみるとお店が臨時休業で閉まっていた。
残念に思いながら前に行ったことのある店のどこかで手を打とうかとも思ったが、それだとつまらないので念のため周辺を探索してみたところ、サンシャイン60通り周辺で2件ほどまだ行ったことのない店を見つけたので今回はその一方の店を消化することにした。

インド・アジアンダイニングバー ティルマ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13037986/

池袋での1店舗目は建物の4階にあったのだが、今回のお店はそれよりも高い5階にあった。
下のフロアには焼肉屋とか飲み屋とか出会い系喫茶なるちょっとアブなそうな店とかいろんな飲食系の店が入っていた。
一応建物の入り口にでかい看板が立っていたのだが、これまで何度もその周辺を通ったことがあったのにもかかわらずこれまで気づいていなかったとは。
ちなみに、店内はインドカレー屋としては珍しいことにダーツの機材が置かれていた。
一応ただのカレー屋ではなくダイニングバーという体で押しているんだろうなと思った。

今回はランチセットのCセット(980円)を注文した。
内容はカレー2種(今回はチキンカレーとマトンカレーを選択)、小サフランライス、ナン、サラダ、デザート、チキンティッカ(骨付きのタンドゥーリチキン)とソフトドリンク(今回はラッシーを選択)。

ティルマ ランチCセット
ティルマ ランチCセット(980円)

全体的に見るとなかなかのボリュームだった。
サラダはサウザンドドレッシングがかかったキャベツベースのものだったが、この手のセットものとしては量は多めだったと思う。
かれは水気が多めで、特にマトンカレーはナンをつけて食べるのが難しそうだったのでサフランライスで大方消化することにし、その残りとチキンカレーでナン1枚を食べきった。
このところとろみのあるカレーがほとんどだったので、久々の汁気が多いものを食べる場合のペース配分をつかむのに苦労したが、結果的にはちょうどいい具合に食べ終えることができたと思う。
カレーの味はまあまあで、辛さもあまりなかったがもうちょっとスパイシーさがあってもよかったかなと。
ナンは若干の甘みがあってよかったが、表面にギーが塗りたくられていてそのにおいが強く、終盤冷めてきてからの感触がちょっと不思議なことになっていた。
デザートはヨーグルトで、量はあまりなかったもののとても甘くておいしかった。
黄色くなっているのはおそらくサフランが混じっているせいだろう。
インドでは”ダヒ”と呼ばれているんだったかな。

ティルマ ラッシー
ティルマ ラッシー

ラッシー。
量はまあまああったが、甘みはあったが飲むヨーグルト並の薄さだった。

最終評価は以下の通り。

ナンのすばらしさ :★★☆
→味、量共に中間くらいの評価としておく。モチモチとかパリパリといった食感とはまた違って、ノッペリしていたとでも言えばいいのだろうか。味自体は悪くなかったが、感動を覚えるほどではなかった。

カレーのすばらしさ:★☆☆
→辛くないマイルドなカレーだったが、スパイシーさが逆に全然感じられず、全体的に水気の強いものだった。やっぱりカレーはドロッとしている方が食べ応えがあっていいと思う。あと、量もちょっと少なめだったような気がする。1種のカレーセットだったら容器が大きめだったのでそのへんの問題はなかったのかもしれないが。

他店との差別化要素:★★☆
→今まで訪れた店の中では時間帯のわりに先客がたくさんいて、店内はほぼ埋まっていたように見えた(私はたまたま空いていた2人席に入れたのだが)。店内がダーツバーみたいになっていたことから考えても、ここはカレー屋というよりもバーとしての色が強かったのだと思う。そういう意味では若い人向けのところなのかもしれない。

池袋で3店舗まわったが、どこも大きくハズレはしないものの平均ラインを超えてくるところもそんなにないなという印象だ。
やはりここはひとつ池袋最強「エー・ラージ」に行ってみるしかないか。


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