電撃のお祭りに参加するために秋葉原にいったまではよかったのだが、ステージイベントのほとんどが整理券制で眺めることもできず、UDXに止まってもどうしようもなさそうだったのでやむを得ずカレー屋探訪。
インドレストラン ジャイヒンド
http://r.tabelog.com/tokyo/A1310/A131001/13006352/
創立者はインドのどこぞの5ッ星レストランのシェフを歴任していたことのある強者らしく、秋葉原以外にも銀座などに店を構えているそうだ。
食べログにおいても評価が高く、秋葉原の中では「アールティ」と並んで2強と呼んでも過言ではないだろう。
あくまで前評判では。
実物の写真は以下の通り。

オレンジラッシー。
注文してから割とすぐに来た。
その名の通りオレンジのシロップだか果汁だかが入っているラッシーで、マンゴー以外の果汁が入ったものとしては以前「ビジービー」で飲んだパイナップル以来だった。
この店には他にもいろいろなラッシーのバリエーションがあるようで、そもそもプレーンラッシーの素体としても濃厚で甘く、よくできていると思った。
ラッシーを飲むためだけに再訪したいと思うぐらいの水準だった。

エッグバターマサラとナン。
バターチキンもあったのだが、やや値がはった(1300円だった)ので、たまにはチキン以外にしようと思って卵にしておいた。
まあバターチキンとの違いは鶏肉か卵かの違いだけで、カレーの構成からしてルーについては同じなのではないかという判断もあった。
肝心の味の方だが、ナンはとても薫り高くて甘みこそ控えめなものの単体で食べるのにも耐え得る感じだった。
カレーは全体的にマイルドでトマトの甘みも残しながらも、スパイスの辛さが同居しているというハイレベルな味わいだった。
食べログ上位評価の幕張「デュナン」のときにも感じた安定感のような感触がここにもあった。


グラブ ジャムーン。
デザートなのだが、はじめて見る一品だった。
牛乳が原材料になっているらしいのだが、見た目ではどういう食べ物なのか、どんな味がするのか想像がつかなかった。
実際に食べてみると思いの外アツアツで、舌がやけどするかというほどではなかったもののかなり驚いた。
食感も熱さのせいでいまいち感じづらかったが、中が空洞の丸形ドーナツみたいな感じで、味はどっぷり浸かった蜜とココナッツの風味が相まってとても甘かった。
最終評価は以下の通り。
ナンのすばらしさ :★★☆
→香り、食感ともにすばらしかった。これで甘みがもうちょっとだけ強ければ四天王にも勝とも劣らない水準に達していたと思う。 あとはボリュームかな。いつかランチタイムにも確認してみたい。
カレーのすばらしさ:★★★
→甘すぎず辛すぎない絶妙なカレーがあった。今度はバターチキンマサラも試してみたいと思った。さすが5ッ星の強者の店なだけはある。
他店との差別化要素:★★★
→カレーやサイドディッシュの種類の多さはさることながら、ラッシーのバリエーションやデザートにも目を見張るものがあった。店内は他店と比べるとインド然とはしていない方で比較的入りやすい雰囲気があった。休日のディナータイム早々から私以外に4、5組の客が入っていることからもそれが証明されていると思う。もちろん立地の良さも要因のひとつとしてあるとは思う。
事前調査していた中では秋葉原でのインドカレー屋は残すところ1件となったが、ラス前は店全体の評価として5本指に入るところだった。
ラストの「シャリマール」は私に何を見せてくれるのだろうか。
あまり期待しすぎない程度に楽しみにしていよう。
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