Vol.11 インドカリーダイニング コバラヘッタ ヨドバシAKIBA店 (秋葉原)

昨日帰省し、今は加古川にいる。
新幹線で東京駅を出てから新大阪駅で新快速に乗り換えて加古川駅に着くまでうるさい関西人家族連れが近くにいて心が安まらなかったが、寝たり寝たふりをしたりして何とか凌いだ。
新幹線で長時間座りっぱなしだったことが思いの外腰にダメージを与えていたようで、今晩はゆっくり休養して回復させたい。

新幹線が17:30発だったので、それまで時間を潰すために秋葉原にいた。
荷物を持っていてあまりうろつくのもしんどいかなと思ったので、知っている仲で最もゆったり過ごせそうなインドカレー屋に行くことにした。

インドカリーダイニング コバラヘッタ ヨドバシAKIBA店
http://r.gnavi.co.jp/a010911/

ここは前々から何度か入店しようと思ったことがあったのだが、その度にあまり食欲がなかったり時間がなかったり他の店を優先しようと思ったりでなかなか実現しなかったのだが、今回は条件に最も合致していた。
駅からの距離を考えても駅内にあるあの店を除けば最も近いところで、何より人が大勢集まる大型店舗内のレストランコーナーの中にあるということで大衆性は非常に高いだろうと事前から評価していた。
今回、肝心のインドカレー屋としての実力を測ってやろうということで、カレー1種のランチセット(1000円)とデザートのマンゴーヨーグルト(420円)を注文した。
なお、カレーはバターチキンカレー、主食はもちろんナンだ。

実物の写真は以下の通り。

コバラヘッタ サラダとラッシー
コバラヘッタ サラダとラッシー

サラダはほぼキャベツの千切り。
キャベツは消化によい効果を与えてくれる野菜だし、自分が進んで野菜を食べようとする人間ではないのでこういう機会にたくさん食べられるのは悪くはないのだが。
ラッシーはミニと自分で言っているだけあって100mlぐらいしかなかった。
濃さはまあまあだったが、甘味はやや控えめだった。

コバラヘッタ マンゴーヨーグルト
コバラヘッタ マンゴーヨーグルト(420円)

マンゴーヨーグルト。
甘味はラッシーより控えめだった。
普通のヨーグルトだったので、他のデザートメニュー、たとえばチャイプリン(420円)を注文しとけばよかったかなと後悔。
ちなみに、出てきた順番に写真を掲載しているが、マンゴーヨーグルトを食べきったのはカレーとナンを食べた後なので誤解なきよう。

コバラヘッタ 1種のカレーのランチセット
コバラヘッタ 1種のカレーのランチセット(1000円)

ナンとカレー。
バターチキンカレーはトマトが入っているということでどこのお店でも色が赤めなのだが、ここのは特に赤い気がした。
ナンは焼きたて熱々でちょっとヤケドしそうになった。

コバラヘッタ ランチセットのナン
コバラヘッタ ランチセットのナン

ナンの大きさは普通ぐらい。
おかわり自由なので足らずはおかわりで、ということなのだろう。
肝心の味の方は私が求めているような甘味はなく、小麦の甘い香りはするもののほぼ味のないものでナンだけをかじるのは難しいと思った。
カレーの量が多く、しかもカレーとは思えないぐらい甘かったので合わせて食べれば甘味はあったのだが、その甘さがほとんどトマト汁っぽいものだったので今回はあまりインドカレーを食べた気がしなかった。
しかもカレーの量だけはかなりあった上に消費ペースをあわせ損なったため、早い段階で諦めて2枚目のナンを食べる覚悟を決めた。

コバラヘッタ おかわりナン
コバラヘッタ おかわりナン

2枚目のナンも1枚目とほぼ同じ大きさだった。
モチモチした食感はよかったのだが、1枚目と違って焦げて苦みのある部分があったり中央部が裂けてしまっていたりと品質の安定感がイマイチな気がした。

最終評価は以下の通り。

ナンのすばらしさ :★☆☆
→過去に訪れた11店の中では、最下位ではないものの下から数えた方が早いと思われるレベルだった。食べ放題なのはいいのだが、ナン単体だとあまり食を進める力は持っていない。

カレーのすばらしさ:★☆☆
→今回食べたバターチキンカレーに関してはカレーを食べている感じがしなかった。昨日の晩ご飯に食べた松屋のうまトマハンバーグに近い、トマトスープのような印象が強かった。「サムラート」や「ビジービー」のバターチキンカレーのように甘めながらもスパイスが利いていてどろっとした感じがあればよかった。

他店との差別化要素:★★★
→他のインドカレー屋と比べると明らかにオシャレで、他でよく見られるインドやネパールっぽい飾りがなく全体的に現代的な明るさを感じるところだった。他の客を見ても半数以上がカップルで、デートスポットとしても十分に機能するところのようだった。また、スイーツメニューも結構あって、インドカレー屋らしからぬパフェなどもあったようだった。いい意味でも悪い意味でもインドカレー屋っぽくないということで、差別化要素は非常にあるところなのではないかと思った。

上述の通りカップル率が非常に高い店なので、おっさん1人で入るのにはほんのわずかながらも抵抗が生じる上、今回のシリーズで追い求めているインドカレーとはちょっと路線が違うような気がするところなので再び訪れることがあるかどうかはわからない。
ただ、スイーツメニューにはいろいろ興味を抱いたので、次に行くことがあるとしたらカレーではなくスイーツ目当てになることは間違いない。

インドカレー屋探訪を開始して11回。
12回目は東京を離れた故郷・加古川でやれるとよいと思う。
とりあえず加古川で1店舗見つけたのでそこは押さえるとして、他に加古川、姫路あたりでもう1件ぐらい行けるといいなと。


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