Vol.7 ネパール・インド料理 サジロカフェ (吉祥寺)

昨日は15時から三鷹で仕事だった。
月島からだと現場まで片道1時間ぐらいかかるのだが、それだったらちょっと早めに会社を出ればまだランチタイムは終わっていない、ということで会社を13時過ぎに出て先日まわれなかった吉祥寺のカレー屋の1店を押さえておくことにした。
吉祥寺には14時前後に到着するつもりだったが、悪天候に強風が重なったせいか電車が少しばかり遅れているところがあり、吉祥寺に到着したのは14時10分ごろ、それから急いで店に向かったものの着いたのは14時15分ごろだった。
ちなみに、仕事の現場までは吉祥寺の丸井前から出ているバスに乗って10分ぐらいかかり、15時に間に合うバスに乗るには14:40ぐらいにはバス停にいないといけない(バスの出る時間を把握していなかった)ので時間的にギリギリなスケジュールとなった。

サジロカフェ
http://sajilocafe.jp/

名前からするとカフェというぐらいだからお茶をするところなのかと思いきや、確かにそういうメニューもあるにはあるがランチタイムとディナータイムの間は店が閉まっているし普通にカレーを出しているしとこれまでと同様カレー屋だと認識した。
まあ確かに店の見てくれはこれまでのところと一線を画している感じで、道路に面していて外から店の中がよく見える、日の明るさが目立つところだった。
昨日は天候がよくなかったのでアレだったが、先日店を通り過ぎたときなんかはやっぱり他のカレー屋というよりはこじゃれたカフェという印象を抱かせる立地と建物だった。

今回はランチのAセット(980円)を注文。
1種類のカレーにはチキンカレーを選び、あとはナン、サラダ、ドリンクにラッシーという構成にした。

実物の写真は以下の通り。

サジロカフェ サラダとラッシー
サジロカフェ サラダとラッシー

まず出てきたのはサラダとラッシー。
ラッシーは薄すぎず濃すぎずちょうどいい感じだったが、甘みは少し控えめの仕上がりになっていたように思う。
サラダはまあ普通のサラダなのだが、よくある店ではキャベツがよく使われていたりするところがレタスだったりするところが何となくカフェっぽい感じだった。

サジロカフェ ランチAセット
サジロカフェ ランチAセット(980円)

チキンカレーとナン。
チキンカレーが出てくる前には電子レンジがチンとなる音がした。
他の店でもそういうところはあるのかもしれないが、そういうのがあからさまに見えてしまったのははじめてだった。
まあそれほど広くない店内だし、席からキッチンが丸見えなので隠しようもないのだろうが。
そんなところも小規模なカフェっぽいなと。

サジロカフェ ランチセットのナン
サジロカフェ ランチセットのナン

ナンの大きさは普通だった。
味の方はやや甘みのある感じで、少しシナモンのような香りがした。
焼きたてアツアツで外面はパリっとした感じでありながら、中は若干湿り気を帯びていたようで、これまでのナンとは全然違う食感だった。
モチモチというほど弾力があるわけでもなく、ネッチョリというほどルーズな仕上がりであるわけでもなく、表現が難しい一品だった。
とはいえこれは悪い意味ではなく、もの自体には十分満足できた。
カレーの方はとにかく鶏肉がたくさん入って食べ応えがあった。
ここのカレーは何も言わなければ全然辛くなく、0.5~3までの辛さレベルを選べばそれなりに辛くしてくれるようなのだが、私は当然デフォルトのものにして本当に全然辛くなかった。

最終評価は以下の通り。

ナンのすばらしさ :★★☆
→これまでと違った文化を感じた。店主はネパールの人らしいのでそれも影響しているのかもしれないが。味はナン3強ほどではないが甘みがあり、満足できるものだった。

カレーのすばらしさ:★★☆
→カレー自体にはとても満足できたのだが、「チン」という音はなんだかなあという感じだった。カレー評価が★三つの店が結構でてきているのでそういう細かいところでケチをつけて★を減らしておくことにする。

他店との差別化要素:★★★
→インドカレー屋に行くと大体それっぽい張り紙や像が店全体に置かれていて白熱電球で部屋の中を照らしている、という光景が多いのだが、ここは普通に日にさらされたこじゃれたカフェの体裁なので料理云々は抜きにして違った印象を持ちながらカレーを食べられる場所だ。店内は先週行ったVol.5「アールティ」並みの狭さだが、まあそれはそれで風情がある、のかもしれない。

吉祥寺にはVol.3で行った「サムラート」もあるので、もし今度吉祥寺でカレーを食べるとしたらどちらを選ぶか、となった場合はJR吉祥寺駅から近い「サムラート」を選んでしまうのかなと。
ただ、「サジロカフェ」のランチタイムデザートである杏仁アイスにも少なからぬ興味があったので、まあそのときになってみないとわからないか。

結局今回もちょっと急ぎ目に食事を終えて、店を出たのは14時35分ごろ。
14時40分過ぎにはバス停に着いてスタンバっていたのだが、道路の混雑があったようで乗ったバスが現場に着いたのは15時直前だった。
その後入館して約束の人に連絡を入れたらまだ移動中だったらしく、合流できたのは私の入館から40分が経過したころだった。
自分が時間を守れるように努力したこと自体は決して無駄なことではなかったと思うが、何かいろいろなものが私の中から抜け出ていった。


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